ラブホテルの料金を徹底解説
プランやよくある質問にお答えします
ラブホテルの料金体系は、一般的なビジネスホテルとは違い、特殊な料金形態をしています。
休憩、ショートタイム、サービスタイム、フリータイム、宿泊に分けられます。
料金システムの名称や実施の有無はラブホテルによって異なります。
ラブホ初心者の方の中には「料金の仕組みはどうなっているの?」など疑問も多いことでしょう。
このページではラブホテルの料金についてわかりやすく解説いたします。
ラブホテルの料金システムの基礎知識
❶基本2人でご利用されることを前提とした料金設定
ラブホテルの料金は2名で1室をご利用する場合の料金を表示しています。
ルームレンタルではありませんので、3名以上でご利用する場合は1名追加毎に割増料金が発生することがほとんどです。
何名でも同じ料金になると勘違いする方がいますのでご注意ください。
❷休憩・宿泊といった料金体系がある
ラブホテルには一般的に休憩、サービスタイム(フリータイム)、宿泊という3つのタイプの利用プランがあります。利用する時間帯、滞在時間によって料金形態が違うのが特徴的です。
●休憩
休憩は部屋を利用する時間が最大3~4時間のラブホテルが多く、その時間を超えると延長料金がかかってきます。(ラ・ミッシェルグループでは船越店・廿日市店は最大4時間、可部店は最大10時間!)
●サービスタイム、フリータイム
ラブホテルのサービスタイムは、何時間滞在しても延長料金が発生しない休憩プランです。主に、平日の昼間に最大○○時間まで○○円という形で料金設定されていることが多く、お得に長い時間滞在できます。
●宿泊
宿泊は、夜から翌朝まで利用できるプランです。
❸曜日やグレードによって料金が異なる
ラブホテルに限らず一般のビジネスホテルでもそうですが、土・日・祝日といった曜日や、部屋に備え付けの設備、部屋の広さによって料金が異なります。
基本的に、金曜日~日曜日までの週末や、祝日、連休の際は、利用料金が高く設定されています。
また、「露天風呂付き客室」や「個室サウナ付き客室」など、特別な設備がある部屋は料金が高く設定されています。
休憩、宿泊、サービスタイムについて
ラブホテルの利用方法には「休憩」「サービスタイム」「宿泊」があり、それぞれで料金が変わってきます。
宿泊 | 日~木・祝 1部 20:00~翌11:00 | 8,800円 |
日~木・祝 2部 0:00~14:00 | 8,800円 | |
金・祝前 21:00~翌11:00 | 10,500円 | |
土・特日 21:00~翌11:00 | 10,500円 | |
休憩 | 月~金 6:00~0:00/4.0h | 4,800円 |
土・日・祝・特日 6:00~0:00/4.0h | 5,800円 | |
サービスタイム | 月~金 1部 6:00~12:00/8.0h | 6,900円 |
月~金 2部 12:00~17:00/6.0h | 6,900円 | |
土・日・祝・特日 6:00~15:00/6.0h | 6,900円 | |
延長 | 全日(10分毎) | 400円 |
例の表では、「宿泊」「休憩」「サービスタイム」と、各曜日・時間帯によっての料金設定がされています。
ここで重要なのは『何時間利用したいか』『何時にチェックインするか』です。
●休憩
休憩は、例では6時~0時の間に最大4時間利用できるプランです。
深夜0時をすぎると、自動的に「宿泊」料金となりますのでご注意ください。
ラブホテルによっては「深夜休憩」というプランも組んでいるところもあるので、事前に確認をしておいたほうが良いでしょう。
また、4時間を超えた場合、延長料金が追加で加算されていきます。時間帯によってはサービスタイムに切り替わる場合もありますので、ご利用の時間帯で適応されるか頭に入れておくことをおススメします。
●サービスタイム
ラブホテルのサービスタイムは主に、休憩の4時間以上滞在したい場合に利用するプランです。
平日の昼間に最大○○時間まで○○円という形で料金設定されていることが多く、お得に長い時間滞在できます。
休憩は〇時から〇時の間の最大4時間という枠組みですが、サービスタイムは〇時から〇時の間にチェックインしたら最大〇時間まで利用できるという方式になります。
4時間以内なら休憩、4時間以上ならサービスタイムもしくは宿泊と覚えましょう。
●フリータイム
サービスタイムと異なり、フリータイムはチェックインの時間関係なく、〇時~〇時の間であれば一律〇〇円という方式になります。
ラブホテルによっては、サービスタイム=フリータイムという認識のホテルもあるため、どちらの方式かを確認しておくとよいでしょう。
●宿泊
宿泊は、夜から翌朝まで利用できるプランです。
宿泊プランの開始時間が通常のビジネスホテルなどと違い、遅い時間のラブホテルが多いので注意が必要。
例えば19時からチェックインしたいという場合は、宿泊プランよりも1時間前のチェックインのため、「前延長もしくは」「休憩+宿泊」といったように料金が加算されます。詳しくは次の「料金の計算方法」でお話します。
料金の計算方法
上記で紹介した例の表を用いて実際の料金の計算を行ってみましょう。
❶「休憩」料金の計算方法
例1.水曜日の13時に入店(チェックイン)し、3時間休憩した場合。
6:00~0:00の間、最大4時間まで休憩できるため、追加料金かからず「4,800円」。
例2.土曜日の17時に入店し、4時間20分休憩した場合。
最大4時間+20分延長となるため、「5,800円」+「400円×2」=「6,600円」。
例3.日曜日の14時に入店し、5時間休憩した場合。
最大4時間+1時間延長となるため、「5,800円」+「400円×6」=「8,200円」となるが、
14時のチェックインであればサービスタイムが利用可能なので「6,900円」となる。
例4.日曜日の16時に入店し、5時間休憩した場合。
サービスタイムの利用可能時間ではないため、最大4時間+1時間延長の「8,200円」となる。
❷「サービスタイム」料金の計算方法
例5.水曜日の11時に入店(チェックイン)し、7時間休憩した場合。
チェックイン時刻6:00~12:00/最大8.0hのため、追加料金かからず「6,900円」。
例6.金曜日の12時に入店し、7時間休憩した場合。
チェックイン時刻12:00~17:00/最大6.0hのため、「6,900円」+「400円×6」=「9,300円」。
※カラオケ店のように追加料金が発生する場合は、事前に延長確認をフロントから電話がかかってくるラブホテルもあります(ラ・ミッシェルⅡ廿日市など)。しかし、基本延長確認の連絡はこないものだと思っておいてください。
❸「宿泊」料金の計算方法
例7.金曜日の20時に入店(チェックイン)し、宿泊した場合。
金・祝前は21:00~翌11:00のため、20:00-21:00の1時間分前延長料金を頂くことがほとんどです。
基本料金の「10,500円」+前延長1時間分「400円×6」=「12,900円」。
※ラブホテルによっては20:00-21:00を前延長ではなく「休憩料金」として追加加算する場合もあるので、事前に確認したほうが良いでしょう。
例8.土曜日の18時に入店し、宿泊した場合。
土・特日は21:00~翌11:00のため、18:00~21:00までの3時間が追加加算されます。
「10,500円」+「400円×18」=「17,700円」となりますが、前延長料金が「400円×18」=「7,200円」と、休憩料金の「5,800円」より高くなるため、安い方の「休憩料金」が適用されます。
ですので「10,500円」+「5,800円」=「16,300円」となります。
※ラブホテルによっては前延長・休憩料金、高い方を追加加算する場合もあるので、事前に確認したほうが良いでしょう。
知らないと損!お得に利用する方法
❶お得なクーポンがないか確認しよう
ラブホテルのホームページには、お得なクーポンの案内がされているケースが多く、ルーム料金やフードサービスなどでお得な割引サービスを受けられることが多い。
気になるラブホテルを見つけた場合は、必ずホームページを確認しクーポンがないか確認しましょう。
❷予約できるラブホテルであれば予約を利用しよう
ラブホテルにいざ到着しても満室…ということも少なくありません。特に週末や連休の際は、特に注意が必要でしょう。ラブホテルは予約システムを導入しているところが少ないですが、WEB予約できるラブホテルもあるので、事前に予約しておくと安心です。
また、予約不可のラブホテルでも、行く前に空室状況などを電話で確認できますので、不安な場合は電話で事前確認をしておくことをおすすめします。
宿泊開始と同時に満室になってしまうことも珍しくないが、休憩・サービスタイム終了のお客様が帰り、清掃できしだい空室となる場合も多いので、フロントへ待つ意思を伝えると入室できます。
❸長時間利用したい場合はサービスタイムを上手に利用しよう
サービスタイムやお得なプランを用意しているほてるもあるため、長時間利用する際はサービスタイムなどを上手に活用しましょう。
例えば、平日12:00~17:00のチェックインであれば、最大6時間しかサービスタイムを利用できませんが、11:59までにチェックインすれば8時間同じ料金でサービスタイムを利用することができます。
チェックインの時間、利用する長さを意識してご利用しましょう。